2021年5月映画観賞記録

5月の鑑賞作品数は12本。計9,600円。平均800円。

日付 劇場 Scr. 作品 料金 コンセ
5/5 Cinema KOBE 1 インファナル・アフェア 750  
5/5 Cinema KOBE 1 インファナル・アフェア無間序曲 750  
5/7 Ks cinema   冬冬の夏休み 1300  
5/9 TOHO川崎   ザ・スイッチ 0  
5/9 試写   機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 0  
5/12 試写   映画大好きポンポさん 0  
5/15 TOHO川崎 3 ファーザー 0 680
5/22 テアトル新宿   くれなずめ 1300  
5/22 シネマート新宿 1 ダーティ・ダンシング 1300  
5/29 TOHO川崎 1 茜色に焼かれる 1400 680
5/29 TOHO川崎 3 アオラレ 1400  
5/29 渋谷HUMAX   ファンタスティック・プラネット 1400  

5月の振り返りをするのにもう6月も終盤になってしまった。

今月は本当に気が乗らない。休日はひたすら引きこもってしまう。バイオリズムみたいなものが本当にあるのかもな。

そういえばGWは実家に帰ったんだった。実家に3連泊したのは家を出てから初めてのことだったかも。残している荷物の片付けなんかもしたかったけど、兄貴の嫁なんかがいるもんだから勝手にはさわれず何も手をつけられなかった。

さて5月の映画だけど、都内のシネコンは閉鎖され、一部ミニシアターはやっていたものの作品の供給が止まってしまったりで足が遠のいてしまった。

そんな中でも一足先に試写で見た閃光のハサウェイがよかった。MSを完全に兵器として描き、その足元で逃げ惑う様子はまさに空襲だった。タクシー車内の場面が特徴的だったが市井の人をきちんと描こうとしているところも良かった。

これまでのガンダムの主人公のように馬鹿みたいに理想主義にひた走るだけでなく、馬鹿みたいな理想主義をテロリズムとして否定的に捉え、その理想すらも女性の存在で簡単に揺らぐ弱さも併せて描くことでキャラクターの厚みが過去のガンダム作品とは一線を画す。

ラストには従来のガンダムの見せ場としてのMS同士の格闘があるけど、むしろなかった方がいいくらいに上質なドラマになっていた。

正直もうガンダムなんて見ていられなかったけど、この1作はファン以外にも目を向けた野心的な作品だったと思う。相当気合いれていたことがはっきりわかる。本作を経て次に作られる作品がまた過去のレベルに戻るなんてことは許されない。ガンダムフランチャイズ全体において重要な1作となったことは間違いないと思う。

今年ももう半年が過ぎようとしている。去年は上半期にバンバン面白い映画が連発していたけど、いまのところ飛び抜けて面白いって作品に出会っていない。なんだかんだ毎年100本くらい見てたら満点級の作品に出会うものだけど、今年はどうなることやら。