2021年7月映画鑑賞記録

7月の鑑賞作品数は14本。計14,400円。平均1,029円。

日付 劇場 Scr. 作品 料金 コンセ
7/2 池袋HUMAX 1 狂った野獣 2000  
7/5 新宿武蔵野館 1 ダウン・バイ・ロー 1300  
7/5 新宿武蔵野館 1 デッドマン 1300  
7/12 109二子玉川 7 ブラック・ウィドウ 0  
7/12 109二子玉川 7 ゴジラ vs コング 0  
7/12 アップリンク吉祥寺 3 ナイト・オン・ザ・プラネット 1300  
7/20 109二子玉川 7 竜とそばかすの姫 0 750
7/20 ル・シネマ 1 少年の君 1200  
7/20 アップリンク吉祥寺 3 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ 1300  
7/24 TOHO新宿 1 プロミシング・ヤング・ウーマン 1400 680
7/24 シネマカリテ 1 スパイナル・タップ 1100  
7/24 シネマカリテ 2 ザ・プレイヤー 1100  
7/29 イメージフォーラム 2 オールド・ジョイ 1200  
7/29 イメージフォーラム 2 ウェンディ&ルーシー 1200  

 7月は大分復調してきて概ね見たい映画はとりこぼしなく見れたと思う。

主には特集上映に足を運んだのだけど、若干見ておかないとなという気持ちで義務感からのリスト消化の側面が強すぎたきらいはある。ただ、その中では初見だったアルトマンのザ・プレイヤーはかなり面白くみることができた。PTAのブギーナイツのオリジナルはまさにここにあるんだなと思えた。正直アルトマンとアルドリッチの違いもよくわかっていなかったくらいに疎かったけど、いつか特集組んで欲しい。

世間での話題作ではプロミシング・ヤング・ウーマンだったと思うけど、漏れなく自分も楽しんだ。虐げられる女性の地位向上を叫ぶフェミニズム映画の側面ももちろんあるし前面にも出ていると思うけど、自分にはある種マイケル・マンのインサイダーのように取り憑かれたように目的のために暴走し続け、もはやそういう生き方しかできない哀れな者としての映画に見えて感傷的な気持ちになった。そんな男臭さ、とここで言うと映画の趣旨には反しそうだけど、そんな雰囲気を持ちつつも映画の仕掛け的にはエンタメに振り切った演出で表面的なストーリーも面白くて大衆受けも兼ね備える傑作だったと思う。

8月の予定はホラー秘宝まつりに行きたくはあるのだけど、目玉を1日1本にして分散させるスケジュールがあまり良くなくて、ちょっと行きづらさがある。フルチの何本かとファニーゲームは見たい気持ちがあるけど、どうしようか悩みどころ。他はスースク2、孤狼の血2という続編ものと、カンヌで話題をさらったドライブマイカーは見るかな。